有料老人ホームなどで、表現される「3:1」は、要介護の利用者3人に一人のスタッフが配置されること、つまり標準的な配置を意味します。それに対して「1.5:1」や「2:1」は、標準配置より少ない利用者に一人のスタッフがつく、手厚い配置のことを意味しています。
しかし、これは人員配置の大小を示しても、サービスの付加価値の大小を表すものではありません。サービスは、利用者お一人おひとりのケアプランに表現されて初めて、その方にとっての価値となります。
本書は介護施設の方々に読んでいただきたいと思っていますが、特に、「手厚い介護」を標榜している介護付有料老人ホームの経営者の方、施設長をはじめとする幹部の方には、是非読んでいただきたいと思います。
・標準よりも手厚い介護とは、お客様にとってどのような付加価値サービスとして提供されるものですか?
・その標準を超える手厚い人員配置は、本当にその付加価値のために使われていますか?
・そしてその結果は・・・持続可能な利益を生み出しているでしょうか?
これらの問いに確信を持って答えられるようにするのが本書の目的です。
関心のある方は、こちらAmazonへ。