IT介護マネジメント株式会社がめざすもの
10年後も、20年後も安定した介護を提供するために
________________--- 私たちにできること
少子高齢化によって、これから始まる「大介護時代」
介護が必要になっても最後までしあわせに暮らしたい。 この願いに応えて行くには、あらゆる知恵の総動員が必要になるはずです。
私たちが「人に優しいマネジメント」の普及によって、この時代的なニーズに応えて参りたい。
人とは、高齢者施設のお客様であり、そこに働くスタッフの方々です。 両者にとって優しいマネジメント。私たちが提供するソリューションです。
なぜ、私たちは施設での介護、とりわけ有料老人ホームに着目しているか?
_10年後の2025年の様子を推定する数字があります。
- 5人に一人が75歳以上。(後期高齢者は2179万人 出所:厚労省)
- 現在でも健康寿命と平均寿命の差は約10年とも。
これらは、高齢者の増加と介護期間の長期化による圧倒的な介護需要の増大とともに、介護の担い手の不足という深刻な事態を意味しています。
そして、
- 65歳以上の単身世帯は700万超(2010年比200万増 出所:厚労省)
これは、お一人様の高齢者世帯増加、すなわち家族を当てにした介護の受け皿が益々小さくなることを意味します。
_因みに、介護とは「自らの力で日常生活を営めない人に、手助け・援助をすること」(出典:中央法規 介護保険辞典)とあります。誰もがどんな要介護状態になっても「生きがい」のある暮らしをしたいと思います。一方、人は「食べる」、「排泄する」、「入浴、清潔を保つ」など生理的な欲求が満たされなければ生存できません。これらの生理的欲求に対する手助けが、最も大変と言われる介護の仕事です。これはマズローの欲求5段階説の1段目に過ぎません。この現実に対処できて初めて、次の階段を昇り、「生きがい」やQOLが語れるようになるのだと思います。
_では、今後の増加が見込まれる一人暮らしの要介護の方は、在宅訪問介護を選んだ時に、いくらの負担をすればいいのでしょうか?事例を拾って行くと、一人暮らしで要介護3と認定された方を在宅で介護しようとすれば、個人負担は20万~30万円/月にもなることがわかります。全体の費用の「1割負担」をすれば、残りは介護保険で賄ってもらえると考えてはいけないようです。1割負担で済むケースは、同居する家族のサポートを当てにできるなど何がしかの前提条件をもとに仕組まれているのだとわかります。私たちは、福祉財源の不足が深刻化する中、在宅訪問介護が、単身高齢者世帯の増加に対応し、重度介護の受け皿となることは難しいと考えています。
_対する施設の介護では、在宅訪問介護と比較し居室が集約されているので、効率の高い介護が提供できます。加えて終身にわたって介護を提供することをお約束している施設は、「終の棲家」としての条件が備わります。更に介護保険の1割負担のみで終身の介護をお約束している有料老人ホーム(特定施設入居者生活介護事業)があれば、利用者にとっては大きな安心が保証されることになります。
_このような施設は、ワンパッケージのサービスを提供し、明確にした対価をいただくという意味で、民間のビジネスモデルに一番近いと言えます。そこには経営努力が生まれるはずです。
_経営努力とは、お客様(ご利用者)にお約束したサービスを、お約束した対価で提供しつつ、存続するための利益を出して行く努力ということです。私たちIT介護マネジメント株式会社は、このようなビジネスモデルが将来に続くように、利益を出して継続するという当たり前のことを実現する確かなマネジメントを提案して参ります。