去る4月7日、東京都の平成27年度ワークライフバランス推進助成金の受付が始まりました。
少子高齢化時代の介護施設経営を展望すると、スタッフが働きたいと思う職場をつくって行くことが喫緊の課題だと思います。その大切な方策の一つが、仕事と生活の両立が図れる職場の実現です。
介護施設においても、残業や無理なきつい仕事が当たり前の職場では、そこに働くスタッフは、どんなに頑張っても子育てや、家庭との両立は無理と思うことでしょう。これからのスタッフにとって、かけがえのないものは「時間」だと思います。時間を上手に使って、時間の生産性を上げて残業をなくす。こういう取り組みをしている施設は、スタッフが働きたいと思う職場になって行くはずです。
私たちは、介護施設のスタッフの持つ時間の生産性を上げて、仕事と生活の両立を目指す取り組みをお手伝いしています。介護施設のケアプランに記載されたサービスを漏れなく、スタッフの仕事としてムリ、ムダなく計画できれば、時間の生産性は大いに上がります。そして、残業ゼロや時間を守る勤務の実現が見えてきます。(その時間の生産性を上げる取り組みは、シルバー新報などマスコミにも紹介されています)
http://www.itkaigomanagement.com/info/media20150123
しかし、介護施設の現状をみると、きちんとした計画表を持っていても、スタッフの負担や、時間の生産性に配慮した計画にはなっていないことがわかって来ました。以下は、あるスタッフの1日の勤務計画です。やり切れないほどの仕事が詰まった時間帯ありますし、あまり仕事がない時間帯もあります。
これらの現状の問題を把握し、勤務区分ごとの計画を最適化することによって、ワークライフバランスの実現を目指したいと思います。私たちも一緒に、その計画を中心にしたPDCAを回して、時間を守る職場づくりを始めたいと思いますが、いかがでしょうか?
今なら、このような事業を、東京都のワークライフバランス推進助成金を使って推進することができます。都が挙げる助成事業の中からどのような事業経費が対象となるか抽出すると、以下の経費が補助対象になると思われます。
・ ワークライフバランス推進調査事業
業務分析などワークライフバランス推進に資すると判断される調査経費
・ ワークライフバランス推進コンサルティング事業
社内の職場環境を改善するためのコンサルティング経費
・ 人材育成事業
優れた計画作成の担当者を養成する研修実施経費
・ ワークライフバランス普及啓発事業
ワークライフバランスの普及啓発に関わる経費
経費助成の助成率は2分の一、限度額は毎年度当り100万円、助成期間は最長で連続する2年度内となっています。
助成対象企業の規定もありますので、詳細は、東京都「TOKYOはたらくネット」のページを参照下さい。
http://www.hataraku.metro.tokyo.jp/equal/ryoritu/josei/index.html
募集期間は、2015年4月7日〜12月16日となっています。
是非、この期間に早めのご検討されることをお奨めします
私たちは、介護施設のスタッフのワークライフバランスの実現を目指し、推進事業を一緒に進めていただける施設様のご相談をお待ちしています。
私たちの支援サービス概要はこちらをご覧下さい。
http://www.itkaigomanagement.com/service
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